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孤児院で寂しく暮らす11歳の少年エヴァン。いつか両親が迎えに来てくれると信じている。そのエヴァンにはすべての音が音楽として聞こえてくるという天才的な才能があった。 その10年前の出来事。クラシックの有名チェリストの女性とロックバンドのボーカリストとの偶然の出会い。ほんの短い時間に交わした愛、そして、別れ。 その一度の愛で妊娠した女性チェリストは臨月に事故に遭い、その際に胎児も死亡したと聞かされていた。しかし、その子は孤児院に預けられていたのだった。 一夜だけの女性を忘れられないロック歌手は、一時音楽から離れるが、10年後に再びその時の女性を探す事になる。 10年後に死んだと思っていた子供が孤児院に預けられて生きていると知らされたチェリストは、必死に探そうとするが、孤児院を脱走して行方不明になっているエヴァンを探そうとするが、なかなかすれ違いで見つからない。 音楽の天才であるエヴァンは孤児院を脱出し、NYへたどり着き様々な出会いの中で音楽的な才能を開花させていく。そして、遠く離れて暮らしていた父親と母親とエヴァンは、少しずつ少しずつ音楽を通して近づいて来れる、奇跡的なめぐり逢いで・・・・・・。 最後の30分は涙・涙でした。それもピュアーな涙が滴り落ちるという感じです。劇中の楽曲が素晴らしいこと、最後の盛り上げ方が上手で嫌みがないこと、少年の演技が素晴らしいことで、ベタな話であるのについつい感情移入してしまいます。 「そんなわけないだろう!」と突っ込みどころはたくさんあれど、そこは「奇跡の・・・」というタイトル通りでありまして、原題の「AUGUST RUSH(8月の興奮)」(劇中の主人公の少年の芸名)から邦題に変えた事もうなずけるところです。 途中、お互いに本当の親子だと知らずにギターセッションをするところや、音楽を奏でていれば両親が自分を見つけてくれるというその純真さに涙がこぼれます。 星4つです。 |
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