|
1900年頃のアメリカ。日本では明治30年頃でしょうか。 アメリカで石油を見つけようと小さい息子を連れて旅をしている男ダニエルのお話。このダニエルを演じているダニエル・デイ=ルイスはこの作品でアカデミー主演男優賞を受賞しています。 最初の20分ほどは、まったくセリフもなくひたすら主人公が穴を掘るシーン。セリフがない代わりに効果音と音楽で見事にその当時の雰囲気を表現しています。当初は一人で掘っていたのが、段々仲間も加わり、少しずつ組織化してきたところに、ある青年がダニエルを訪れて「石油が出そうな土地がある」とたれ込む。その土地の住民を説得し採掘し、見事油田を当てる。そこから大事業となるに連れて巨額の富を得る事になるが、それとともに失うものも多くなってくる。ある事故で息子の聴力を失い、腹違いの弟が現れたりして人間不信になったり、原油を輸送するためのパイプラインを通すために信じてもいない宗教に入信したふりをしてプライドまでも捨てる。大きな豪邸と財産を守るために、周りの人間を疑い、家族を失い、疑心暗鬼になっていく様が見事に演じられている。 お金も才能も必要な分だけあればいいのだなと考えさせられる。お金と才能を必要以上に持ってしまうと、それを維持するためには相当の精神力と努力が必要になるのだろうな。でなければ、いつしかそれに押しつぶされてしまう。 160分という長い映画で、後半は尻が痛くなりました。途中眠くなってしまうところもありましたが、それでも寝なかったのは、それなりの凄さがあったから。 星4つです。 |
| << 前記事(2008/10/01) | ブログのトップへ | 後記事(2008/10/02) >> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
160分 |
Aki 2008/10/02 15:25 |
確かに160分それだけで恐ろしいのですが、何とかそれを寝ないで持ちこたえるだけの力が映画にはありましたが、私の尻にはその力はありませんでした。 |
KURI 2008/10/02 16:39 |
巨万の富を前にして、人間は変わってしまう、なんだか、見るのが怖いような物語ですね。 |
アプリ 2008/10/04 02:03 |
アプリさん |
KURI 2008/10/04 12:27 |
| << 前記事(2008/10/01) | ブログのトップへ | 後記事(2008/10/02) >> |