法事の説教からのスペイン風邪

IMG_5280.jpeg

 「はぁ〜、なんとか無事に終わったねぇ〜」

  家内と同時に吐息を一つ。


 集まった子供たちもそれぞれの場所へ帰っていって

 いつもの夜の静けさになった。



 朝からドタバタだった。

 午前11時からスタートのはずが、

 ご高齢のお上人は時間を勘違いして午前9時50分に「ピンポーン」。

 「まさかねぇ〜」とみんなで顔を見合わせたが、そのまさかだった。

 さすがに何も用意はできておらず、着替えも何も終わっていないので、

 申し訳ないが1時間後にもう一度出直していただくことに。

 お近くで助かった。



 
 その後は、予定通りに午前11時から始まり、1時間の読経。

 八畳の和室に7人の3密なれど、窓は全開放にして、扇風機を回しておいた。

 
 全員で読経するので、ほぼ狭い空間でのライブハウス状態。

 アンコールをしたわけでもなく、ありがたいお説教は25分間といつもよりも長め。



 そのお説教も不確かな思い込みのデータによるコロナ談義。


 「コロナでは、すでに日本でも2,000人以上も亡くなっているから、ちゃんとマスクして3密を避けて・・・」と、

 お上人! データがかなり違うようですよー。まだ1,000人にも達していないようです!


 「みんなは知らないだろうけど、いや私もまだ生まれていないのだが、1918年第一次世界大戦の頃のスペイン風邪の時は、日本の人口は5000万人ほどだったが、そのうちの2000万人以上の人が死んだんや」と。


 いやいや、お上人〜!  2000万人は感染者の数で、亡くなったのは22万5,000人ほどみたいですー!


 そう。

 調べてみると「スペイン風邪(インフルエンザ)」の猛威は半端なかった。

 今から100年ほど前の1918年あたり。日本では大正7年だから、亡くなった義父が生まれる数年前だから、そんなに昔じゃない。
 1914年から始まった第一次世界大戦が終わったのがその年の11月。
 その1918年から世界に広がり、第二波、第三波と、
 1921年まで3年以上続いた。
 
 世界中で5億人が罹患して5000万人が死亡したと言う。アメリカではその年、12歳も平均寿命が短くなったらしい。今回もそうならないように祈るしかない。
 
 日本では、先述のように人口5000万人ちょいの時に2000万人が感染したというから、

 今だったら人口1億2000万人とすると、4800万人が感染したことになる?!?!?!

 そして死者が、54万人くらい??? ん?え、ホント? 合ってるか?そんなに?

 
 そういえば、今年2月にアメリカでインフルエンザが猛威をふるって、全米で2600万人感染して、1万4000人死亡したというニュースがありました。今年の話ですよ。その時はまだコロナは大したことなくて、アメリカはコロナどころじゃなくてインフルエンザでスゴイ事になってる!って思っていたが、まさかねぇ。

 それに続いてのコロナです。アメリカのコロナは、今日の時点で、13万7000人亡くなっています。
 今年だけでアメリカはインフルエンザとコロナでどれだけ多くの人が亡くなっているのか。

 そう考えると、現在の日本の死者数が1000人に達していないのは奇跡的なのか。

 日本でも2018年にはインフルエンザで3325人も亡くなっているのです。あまりニュースにはなりませんけど。


 当時と現代とでは、医療技術も医療体制もまったく違うから比較にならないかもしれないが、

 どれくらい凄かったかとイメージすると本当にゾッとする。

 日本もこれで少しずつ収束してくれることを祈るばかりだ。




 お楽しみの、昼のお弁当も時間通りに無事に届き

 いつも通りの安定の美味しさ

 これにお吸い物とご飯がついて、食べきれないくらいのボリューム。


 「このだし巻き、美味しいわぁ〜」

 「お造りもぷりっぷり!」

 「炊き合わせも上手にしてはるわ」


 配達してもらって、この美味しさで3,000円はありがたい。

IMG_5287.jpeg



 食後にみんなで喋ってから、ひとり帰り、またひとり帰り、

 その都度、「じゃぁ、元気でね!」「またね」といくつもの別れ。

 集まるのはいいが、別れるのは寂しい。

 


 
 雨の中、傘をさす娘たちのうしろ姿に、いつまでも家内と手を振った。




 

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 14

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い 面白い
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス

この記事へのコメント

2020年07月13日 17:25
>ご高齢のお上人は時間を勘違いして午前9時50分に「ピンポーン」
 →いろいろありますよ。

 実家のお寺のご住職はお説教(?)なし。
 しんちゃんパパ実家のご住職は先々代・先代・
 お弟子さん(現住職が大学卒業までの住職)・現住職と、
 お説教が楽しみ。
 現住職は最初の頃、緊張されて、こちらも心臓がどきどき。
 最近はご立派で~~す。

お料理、おいしそう。
KURI
2020年07月14日 00:05
しんちゃんママさん
 基本的にお坊さんのお話は好きです。(^_^)
法話も癒されます、お坊さんの書かれた本もいいですよねー。
 昨日来られたお上人の御子息が、修行を終えて時々来てくださるようになりました。息子より少し年上という年齢で、とても微笑ましいです。(^_^)
Aki
2020年07月14日 11:28
小学校5年生の時だったのかな、昭和48年に明治100年の記念切手が発行されて買ったの覚えているけどそれから早50年、順庵爺さんが生きてた時代ってちょっと前って思えてくるのは、自分が歳をとったせいなんだろうな…
KURI
2020年07月14日 11:44
Akiさん
 私たちと両親の仲人さんの話で、
 「小さい頃に近所のおじさんが『そこの竹藪とのことで国定忠治たちが刀で斬り合いをしていたのを見た』って言ってたんだよなぁ」
 そんな話を聞くと、江戸時代がとっても身近になっちゃったんですよねー。(^_^)
 我らの母方の曽祖母は長命でしたが、その時に何気に年齢から計算して「おばあちゃんは勝海舟と同じ時代に生きていたんだ」って思ったんだよね。関東大震災もリアルに経験していたしびっくりでした。
Aki
2020年07月14日 11:53
その曾祖母の子供にあたる我らの祖父は養子だったって話したっけかな、祖母も祖父の嫁だから、あの長生きの曾祖母と我らも含め知っている実家の方々も血縁は無いんだよねぇ、母の戸籍見て去年初めて知りました、どうりで叔父さん含め我らの母親もあそこまで長生きできないわけだ…
KURI
2020年07月14日 12:27
Akiさん
 前回の帰省の時に教えてもらいました。
 こちらもN家とは血縁がなかったと言う現実でした。なんだか「家系を守る」ってなんだろう?って考えちゃいます。これだけ少子化が進むと、血筋を守ると言う概念が今までと変わってくるでしょうね。「今まで」と言ってもその概念がそれほど長い歴史とは思えませんが。