極東の小国
日本の人口は、1億2557万人(令和3年1月1日概算値)ほどらしい。
世界で一番人口が多いのがご存知の通り、中国で14億人、次がインドで13億人。
3位がアメリカだけど、ガクンと落ちて3億人ちょい。
意外なところで、イギリスとフランスが、日本の半分しかいないと言うこと。イギリスが6700万人、フランスが6400万人だ。
イギリスとフランスを合わせてちょうど日本になるくらい。
ロシアもアメリカと同じくらいいるかと思ったら、1億4000万で日本よりちょっと多い程度。国土はやたら広いけど。
東京の人口が、1300万人。
それと比べると、ギリシャやポルトガルの人口は、1000万人ほどで東京都の人口よりも少ない。
オランダやスエーデンも結構有名だけど人口は1000万人くらい。
デンマーク、ノルウエー、フィンランドの北欧の国は500万人ちょっとしか住んでいないのだ。
東京都民の半分くらいしかいない。
あんなに大きいオーストラリアでも、北朝鮮よりも少ない2500万人ほど、北朝鮮が2400万人。
日本は、アジアの隅っこの小さな島国というイメージだが、
どうしてどうして人口の多さでは世界ベスト10に入っているのだ。
国土面積だってイギリス・ドイツ・イタリアよりも広い。
人口ベストテンは以下の通り。
1、中国 (13億)
2、インド (12億)
3、アメリカ (3億)
4、インドネシア (2.6億)
5、パキスタン (2.1億)
6、ブラジル (2億)
7、ナイジェリア (1.9億)
8、バングラディッシュ (1.6億)
9、ロシア (1.4億)
10、日本 (1.2億)
バングラディッシュはインドの東隣。パキスタンはインドの西隣。
なんだか中国とインド周辺だけで世界の人口の半分くらいいる感じ。
インドネシアが4位というのも意外だった。インドネシアは、何千もの火山島からなる東南アジアの国で、首都はジャカルタ。
ナイジェリアは西アフリカ。
ドイツは、面積は日本と同じくらいだけど、人口は8300万人。
国土面積では中国よりもカナダの方が広いということにも驚いた。カナダの人口は3700万人。
日本からほぼ出たことがない私が、こんなことを調べて書いているのも面白いものだ。
「海の向こうには何があるのだろう?」
水平線さえ普段あまり見ないのに、その向こうのことを考えるのは楽しいものだ。
「海の向こうにはアメリカがあるんだよ」
「そうなの? 海を渡って行って見てきたん?」
「いや、そうじゃないけど。地図見ればわかるでしょ?」
「ホントは違うかもしれないじゃん!」
「そう、行って見なければわからない。行ってみたら、人口もデータと全然違うかもしれない。」
この記事へのコメント
地理が好きなのでおもしろかったです。
かかりつけ医W先生は世界の秘境に毎年、行かれます。
毎回、写真を見せてくれるのですが、「どこにあるの?」・・・。
家に帰って、ネットで調べて納得。
それだけでも、楽しいです。
ふと世界の人口について見てみたら、なんだか自分が思っていたのとイメージが違っていたのでちょっとびっくりしました。
世界は知らないことだらけですね。(^_^)
口減らしが増えなかった原因だそうで、それが法律で禁止されたので爆発的に増えたというのも怖い話…、でも100年後の予想では4000万人くらいまで減るそうな。
氷河期とか人類は全世界で1万人くらいまで減った時期もあり、今後何が起きるかわかりませんねぇ、天然痘ではアステカやインカ帝国とか人口が2500万人から100万人まで減ったとか、せいぜい500年前の話だから最近のことかも…
口減らしって、「奉公に出す」じゃなくて「子殺し」の方でしょうね。今は人工中絶として法律で認められているけど、昔の親の気持ち考えるとなんとも心が痛みます。