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<<   作成日時 : 2010/06/17 15:57   >>

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 朝の散歩のあとに家内と映画館で待ち合わせしてから鑑賞。

 6人の日本を代表する女優の豪華な競演作品。大手化粧品メーカー資生堂がバックについて堂々登場。
 予告編を観るとなかなかいい感じで期待出来ましたが、レビューをいくつかみると意外と厳しい評価。これだけの女優さんを6人も出演させたらさぞ良い映画が撮れるだろう、とハードルを上げてしまうところもありますが、今までお金と広告費をかけて、有名な俳優陣を揃えた作品で期待通りだったものは少なかったので、私はこの作品には最初から良くて星3つくらいかな?と想像していました。さて、実際はどうだったでしょうか。

 あらすじ、wikiより抜粋

 「娘と母、父と母、夫と妻、姉と妹、母と子」をテーマに、昭和初期から現代を4つに分け、それぞれの時代を生きた6人の女性の姿を描く。」
「昭和 11年、春。日本古来からの仕切りで、親同士が決めた結婚に悩み続ける凛(蒼井優)。凛は未だ会ったことの無い相手への不安などを抱えたまま結婚式前日を迎えた。式当日。結論を出せない凛は、花嫁姿のまま家を飛び出してしまう。

昭和30年代、夏。家を飛び出してから約20年が経っていた凛は、3人の娘を授かっていた。長女の薫(竹内結子)は、夫を交通事故で亡くし、その事実を受け入れられず、亡き夫との思い出となった新婚旅行の場所を巡る旅に出る。次女の翠(田中麗奈)は、当時はまだ珍しいキャリアウーマンとして出版社で働いていた。そんな中、翠は恋人(河本準一)からプロポーズされる。しかし、今まで男性社会の中で一生懸命働いてきた翠の心は仕事と結婚の間で揺れ始める。

昭和50年代、秋。凛の三女・慧(仲間由紀恵)は夫と娘の奏の3人で幸せな生活を送っていた。しかし、慧が2人目を妊娠したことで家族の生活に変化が見え始める。生まれつき体が丈夫ではない慧は、医師から「出産には耐えられない」と宣告される。

現在、冬。慧の長女・奏(鈴木京香)はピアニストになる夢を叶えるため上京するも、その才能に限界を感じていた。さらに、年下の恋人と別れた直後に妊娠していることが判明し、2つの悩みを抱え苦しむ日々を送る。一方、次女の佳(広末涼子)は結婚し、男の子を産んだ。根っから明るく振舞う佳は、母・慧の分まで前向きに生きようという強い想いが心の中にあった。」

 結論から言って、いい映画だと思いました。そして、後半はずっと泣いていました。
 娘をもつ父親にとってはもうたまりません。男泣きです。

 昭和11年の場面では、モノクロ映画になりBGMもモノラル。蓄音機から鳴っているような音です。それでも映像は美しく、満開の桜を敢えてのモノクロにしているところが一層その華やかさを想像をかきたてられます。蒼井優と真野響子の娘母のやりとりもすごく愛を感じられました。そして頑固な父を演じる塩見三省も上手に演じており、涙をそそります。

 蒼井優の娘が3人。
 昭和40年〜50年代になると映像はモノクロから総天然色カラーになります。懐かしい街並、懐かしいファッション、懐かしい音楽がたくさん出て来てそれだけでも楽しいです。
 その長女が竹内結子。この女優さんもいつの間にこんなに上手になったのでしょう。悲しい過去を背景にした美しい笑顔が印象的でした。
 次女の田中麗奈。男勝りの奔放な性格なれど、根は気の優しい子。そんな役を田中麗奈が上手に演じていました。長門裕之との絡みもいい感じでした。
 3女は仲間由紀恵。まずは髪型がストレートでないのでいつもと印象が違いました。病弱な役なのですが、見た目はとても元気そう。(^_^) 演技よりもナレーションのうまさが印象的でした。

 そして現代。仲間由紀恵の長女が鈴木京香。この人は色っぽいように見えるのですがなぜかセックスアピールを感じない。そこがまた何ともいいのです。そしてこの映画の役もぴったし合っています。年下の彼と別れた直後に妊娠が分かり、シングルマザーの道を歩く決心をするまでを描いていますが、短い時間のなかでうまく表現出来ていたと思います。
 最後が次女の広末涼子。広末を産んだために仲間由紀恵が死んでしまったという設定です。いつも楽しく明るく暮らしている彼女も、以前は自分さえ産まれなければ母は生きていられたのに、と悩んでいた。しかし、今は母の分まで生きるんだと元気一杯生きている。そんな彼女が姉の鈴木京香を励ますところがもう涙でした。

 短い時間の中で、これだけのエピソードを描き、その時代背景がそれぞれ違い、演じているのが主役をはれそうな大女優ばかり。資生堂もバックにつき資金も申し分ない状態での製作は、客観的にみてもかなり追いつめられただろうなと想像します。
 その中でもこれだけの作品が出来上がったことは、私は評価したいと思います。

 正直、前半まではやっぱり星3つくらいかなと思って観ていましたが、後半からかなり感情移入してしまい、それが各エピソードごとに盛り上がりを見せ、最後はもう号泣で涙が頬から口元、そして首まで流れるほどでした。

 賛否両論出るかもしれませんが、私は星4つ半です。




 平日のファーストショーでしたが、300席以上座れるシアターでお客さんは10人ほど。
 また映画館が潰れてしまいそうで恐い。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
FLOWERS フラワーズ 観てみます。
星4つ半ですか。蒼井優マニアの私。楽しみにします。
tetunosuke
2010/06/17 23:23
tetsunosukeさん
蒼井優さん、いいですよねー。
ぜひ奥様といっしょに観て来てください。
KURI
2010/06/18 10:44
私は6人の女性のつながりが法事のところまでわからず見ていました。
予告編の時もいろんな時代のいろんな女性を描いているのだと思っていて。
私も蒼井優が好きですが、この映画では竹内結子がきれいでしたね。
サトの折り紙に書いた手紙もよかったですね。
麦風
2010/06/19 13:41
麦風さん
>サトの折り紙に書いた手紙も
 そうそう、あの手紙を見た時に、「きっとこれを読まれたら絶対号泣する」と思い、耳を塞ごうかと思ったり、他のことを考えたり、尻をつねってみたり、大変でした。
 ひとつ「ちょっとなぁ」と思ったのが、オリビアの「そよ風の誘惑」。なんでここでこの曲なんだろうなって。
 思い出のある大好きな曲だったので、この場面ではちょっと違うなと感じてしまいました。
KURI
2010/06/20 13:35
そうそう、あのおリビアの曲は、
曲は素敵でも合いませんでしたよね。
私も夫と「何故?」と言っていました。
麦風
2010/06/22 14:23
麦風さん
>私も夫と「何故?」と
ですよね。
確かに素敵な曲ですけど、みんなそれぞれこの曲には思い入れがあり過ぎるのかもしれません。どんな歌詞なんだろうと調べてみたら、訳してくださっているページがありました。
歌詞もいいですね。

http://hearty-nature.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/have-you-never-.html
KURI
2010/06/22 16:52

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