フィルムの写真

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 フィルム写真、現像、定着、焼き付け、引き延ばし、覆い焼き。


 そんな単語をほとんど使わなくなった。


 「昔は・・・」と、よくおじいちゃんやおばあちゃんが口癖のように言っていたが、


 「なるほどそういうことか」と、自分もついついその言葉が出てしまう。



 「昔はカメラにフィルムというのを入れて、一枚一枚大切に大切にシャッターを切ったもんだ」


 ってなことを、つい口が滑ってしまいそうだが、


 今の子供にとってフィルムがどんなものかわからないし、写真を撮るのはスマホだから、


 このスマホのどこにフィルムを入れるのかまったくイメージがわかないと思う。


 そのうち、カメラ自体がなくなるかもしれない。


 「カメラってなあに?」


 「昔、カメラというものがあってね」と言う時代が来るかもしれない。




 「写真を一枚撮るにも、露出計で明るさを測って、シャッタースピードと絞りを調節して、被写界深度を考えて決めるんだ。構図もちゃんと考えないと行かんぞ。そうやって今だ!!って時にシャッターを切るんだ」


 なんて偉そうに言っちゃうかもしれないが、 



 実際はそこまで気にせずバシバシと撮っていた。露出だって、中学生くらいの時には、カメラに露出計がついていたからそれに合わせればよかった。



 「今は、気楽に写真を撮って、失敗してもあとで消せばいいやって無駄に撮りすぎなんだよね」と言うが、


 自分の撮影した昔の写真のネガを見たら、無駄な写真ばかりが写っている。


 まぁ本当に似たような写真を撮りまくっていた。


 恥ずかしくて子供たち見せられたもんじゃない。



 一人遊びのオモチャとして大活躍だった。


 ひとりでトリック写真撮ったり、オモチャの人形と自分とでツーショットの写真を撮ったり。


 いわゆる「カメラ小僧」。



 接写で虫や花を撮影しても、みんなピンボケばかりだった。


 そんな失敗ばかりの写真があってこそ、今のスマホの写メが撮れる。


 なんて思ったが、今の若い人の方が写真はよほど上手だ。




 先日、娘がメルカリでONE PIECEのキャラクターのフィギュアを買った。


 なかなかよく出来たフィギュアで、娘もそのフィギュアの写真を撮っていた。


 いろいろと工夫していたが、どうにもうまく迫力のある写真が撮れない。




 「お父さん、どうやったらうまく撮れるの?」


 って聞いてきてくれたので、昔取った杵柄でちょいと撮影したみた。



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 喜んでもらえてよかった。





 つい数ヶ月前、中学生の頃に撮影したそんな無駄撮りした写真のネガやポジを大量に捨てた。


 まぁよくこんなに撮ったもんだと感心した。


 義父も写真が好きだった。一眼レフを2台持って、レンズもたくさん持っていた。


 風景写真が中心で、孫(うちの子たち)が出来てからは、孫の専属カメラマンのごとく撮りまくっていた。


 それらの写真はなかなか捨てられないのでまだ残してあるが、折を見て廃棄しないといけない。



 私が死ぬまでに、私が撮った写真もすべて処分しようと思っている。


 今もう既に8割ほど処分した。


 あと残りの2割。


 これは心の整理が出来てから少しずつ。



 最後は、家族写真1枚だけあればいいと思っている。


 その1枚を決めるのが大変だけど。




家族写真.jpg













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この記事へのコメント

Aki
2020年06月02日 19:24
数年前かな、娘が手持ちのSDカードがどこかに行ったとかで、自分のポケデジから抜き取って貸してあげたら、2年分くらいのすべての映像と共にフォーマット、バックアップ取ってなかったので数百枚が全部消失、まあ取ってないこちらにも責任があるので、別に腹も立たなかったかな…
プラモデルじゃないけど、シャッター押している瞬間が楽しいので、画像確認したらあとはどうでもいいのかもね。
KURI
2020年06月02日 23:03
Akiさん
 デジタルのデータは、一瞬で消えちゃうからねぇ。風景写真なら消えてもまだいいけど、それが子供の成長記録だったり、記念の写真だったりするとちょっと一瞬落ち込むけど、思ったよりもは早く立ち直れそう。