休日の朝は

 休日の朝はいつもより早く目覚めてしまう。

 時計を見るとまだ午前6時前。

 若い頃なら、「今日は休みだから二度寝、三度寝ができる日曜日がしあわせ」と昼過ぎまで寝ていたが、

 もうとてもじゃないが、そんなに寝られない。


 布団の中でうだうだしているよりは起きてしまえと、

 掛け布団を跳ね除け、体がまだ温かいうちに一気に着替えてしまう。


 ウィンドブレーカーを着てスマホを持って、運動靴を履いて外に出る。

 午前6時になればまだ陽は昇っていないが、すでに明るい。


 信号のない横断歩道を渡ろうと左右を見る。

 左から1台だけ微妙なスピードで近づいてくる。右側からは来ていない。

 いつもここは夕方の混雑している時は立って待っていてもどの車も止まってくれない。

 運転者から見ても「こいつは渡るのか?それとも歩道で待っているだけなのか?」と判断が難しいところもあるのだろう。

 この時も「どうせ止まってくれないだろうな。この1台が過ぎればすぐに渡れるし。」と思っていた。


 その左からの車は意外にもさらにスピードを緩めて停止してくれた。

 ちょっと驚いた私は、すぐさま被っていた散歩用のキャップを手で外し、頭を下げつつ走って横断歩道を渡った。

 朝から気持ちのいい出来事だ。


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 湖岸を歩いていると、最近よく見かける黒い水鳥。

 以前はあまり居なかったような気がするが、今はこればかり目に付く。

 最初は鴨の幼鳥かと思ったがどうやら違うようだ。

 「オオバン」という鶴の仲間らしい。全長30〜40cm、全身真っ黒でクチバシだけ白いのが特徴。

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 岸に上がっては何かを啄んでいるが、何を啄んでいるのか?


 いつもの5kmのスローなジョギングとウォーキングを終えて家に着く。

 郵便受けの新聞をとって2階の窓を見上げるとまだ照明は点いていない。

 「まだ起きていないな」

 自室で着替えてからダイニングへ。


 昨夜の残りのスープにウインナーをプラスして温める。

 あとは、ポテサラとカボチャ甘煮、野沢菜漬け、納豆。

 そして、卵かけご飯。

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 最後のスープを食している時に、ダイニングの引き戸が開いた。


 「おはよう! そして、おかえり〜」笑

 「おはよう、お先に」

 「朝からご苦労さんだね〜」


 今日もまた1日がはじまった。






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