テーマ:読書

「蜩の記」 葉室麟

外は雨。 叡山香の薫る部屋で静かに書を読むこの幸せよ。  久しぶりに気持ちのよい本を読んだような気がする。    部屋にお香を焚いて、凛とした空気の中で読みたくなる本だった。  延暦寺の根本中堂の香りの中で読んでいるような気持ちになる。  洗練された日本語と、清廉な心の登場人物。  なんという気持ち…

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青空文庫で加藤文太郎の「単独行」が

 以前から読みたいと思っていた、加藤文太郎氏の「単独行」が青空文庫に登場!  iPod touchやiPad2で無料で読めちゃうゾ!  もちろんパソコンでも。  山好きの人でまだ読んでおられない人はGO!  http://www.aozora.gr.jp/cards/000245/card1330.htm…

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映画「岳」@レンタルDVD

 コミック「岳」の映画化作品。  コミックはまだ5巻までしか読んでいませんが、それだけでも十分この映画は理解出来ますし、1巻だけでも大丈夫です。  この映画のノベライズも昨日読み終わりました。  主人公の島崎三歩という青年は、ボランティアで山岳救助をやっている。山に住んでいるといってもいいほど、三歩は山その…

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松本にて旧友と呑む

 2年ぶりの集まりだった。  40代の顔をした、20代の学生気分が集まっての酒宴だった。  呆れるほどバカバカしい話題で盛り上がれるのは、このメンバーだけだ。    1年分しゃべって、1年分笑って、またそれぞれの立ち位置に帰って行った。  明日からまたいつもの40代の大人の生活が始まる。   …

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ひとり歩き

 先日ひとりで比叡山に登ったときに感じたこと。  「ひとりって好きかも」 ということ。  もちろん、みんなとワイワイも好きですが、ひとりも悪くないなと。  でも、今の私にはひとりで山をうろうろするほどの実力もないので、山の中の大通りを歩くくらいしか出来ませんが、 そのうち経験値を積み上げて、街中でいう路地裏と…

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今読んでいる本

 分かりやすい奴とお思いでしょうが、山関係ばかり。  走り出したら止まらないB型の典型。  昨日から読み始めた登山小説の王道、新田次郎「孤高の人(上)」。  中央は、白州正子「近江山河抄」。 比叡山や比良山をはじめ滋賀県について興味深い視点で書かれていて大変に勉強になる一冊。 右は、「比叡山 1000年の…

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体育会系

 近所の散歩から、歴史散歩へ、そして減量のための湖岸のウォーキングに変わり、そこからスロージョギングへと進化させてきました。  それで持久力がついてきたら、次は山に登りたくなり、この夏の帰省で群馬の赤城山へ連れて行ってもらったら、これがまた楽しくて大津に戻ってからもいくつか初級者コースを子供と一緒に登ってみました。  次…

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絵本「ルリユールおじさん」 いせひでこ

「この絵本読んでみる?」 と家内が差し出した絵本。  絵本に関しては普段あまりそのようなことをしない家内がめずらしく薦めてきた。 「子ども向けというより、大人が読んで面白い絵本かも。ちょっと感動するよ」という言葉にも、私は「ふ~ん」と気のない返事をした。  表紙絵のイメージはあまりよくなかった。  厚い表紙を…

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女性のたしなみ?

 近頃は、鉄道ヲタクがあまりにも一般的になってきたために「ヲタク」というのも気が引ける状態になりました。 「鉄道ファン」と角のない呼び方をするほど愛好者が増えました。  撮り鉄、乗り鉄、録り鉄などがありますが、その中でも最近は女性の進出も目まぐるしく、「鉄子」と呼ばれるほどになった。  最近の一番のヒットは、 …

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おつまみ横町

 結局、「おつまみ横町」「もう1軒~おつまみ横町」を買っちゃいました。しばらく楽しめそうです。  もう1冊は、ひろさちやさんの悩み相談の本。この人の考え方好きです。  「何もかも投げ出したくなったらどうしたらいいのでしょう?」  「こんな狂った世の中で、やる気になっている方がおかしいのです。」とぶった切りです。…

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「木崎街道 三方の辻で」

 早朝から雷雨でしたので、散歩はお休み。 朝食後からずっと読書をしております。 母方の親戚が書いた著書を送ってもらったので、それを読んでいました。自分の遠い先祖にもあたる人の話なので、とても興味深く読めました。

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単行本「滋賀県の歴史散歩」

 「滋賀県の歴史散歩(上)」と聞いたら、歴史散歩好きな私としては見逃せません。写真入りで詳しく書いてある本でとても分かりやすかったのですが、この上巻は大津、湖南、甲賀が中心でしたので、ほぼ80%歩いたところばかりでした。それでもどれも懐かしく思ったり、「あ、ここ行き忘れている」という場所があったり、「ほぉ、こんなところもあったの…

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単行本「お腹召しませ」浅田次郎

 「明日への遺言」という、崇高な男気を見せてもらった後のこの作品。表題作の「お腹召しませ」は、武士だって死ぬのは恐いんだぞ~、という話。  主人公の武士は、たった80石の弱小士族だったが、そこに旗本から自分の娘にお婿さんを貰った。それもたくさんの持参金付き。その上すぐにお世継ぎも出来て喜んでいたところに、その婿殿が公金横領をや…

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単行本「のぼうの城」

 「のぼう」とは「でくのぼう」の「のぼう」です。  戦国時代の後半、信長が本能寺で倒れた後に秀吉が西を手に入れ、残るは東の北条氏のみとなった時の事。北条氏は抗戦する。北条の傘下にある武州・忍城も秀吉に降伏するか北条氏を義を通し闘うかと迫られる。その忍城の総大将である成田長親は領民から「のぼう様」と呼ばれていた。武もなく、知もな…

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文庫本「西の魔女が死んだ」 単行本「女子の国はいつも内戦」

 この2冊の本の共通点は14歳女子ということ。 昨日観た映画「西の魔女が死んだ」の主人公は中学校入学1ヶ月で仲間はずれにされて不登校になった。 「女子の国はいつも内戦 」は、そうならないためにはどうしたら良いかが書いてある。しかし、映画の主人公もなぜ仲間はずれにされたのかは分かっていた。  女子の国は大変なようである。…

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本「となり町戦争」

 過日「となり町戦争」というDVDを観ましたが、それの原作本を読みました。すばる小説新人賞を受賞した作品です。4時間ほどあれば読めます。  内容が軽いからではなく、話が短いことと、中盤からそれなりに盛り上がるからでしょうか。文章は意外としっかりとしていて読み甲斐があります。  映画と比べると、いろいろと違うところがありま…

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